※※※自宅マンションから下を覗くと、沢山の人々がハゼ釣りに興じる様子が一望できる※※※
  
行ってきました、独りで寂しく・・・・
私のマンションの目の前には堤防があり、そこでよく見かけるのがハゼ釣りに興じる人々。
近所のおじさんの話では、一昔前は一時間で『バケツ一杯』は釣れたそうである。そう言えば、昨年の秋、行徳港でOTEFやゴンちゃんと釣ったハゼやキスは最高に美味しかったなぁ~。
などと、考え出したら居ても立っても居られなくなったので、この暑さにも我慢して『いっちょ、やったろか!』と相成ったわけでござります。しかし、・・・熱い・・・めっちゃ熱い・・・。
そうだな、こんな熱い目に遭うのが俺だけって言うのは何だかおかしいぞ!(笑)・・・と言うわけで、OTEFに誘いの連絡を入れてみたが・・・敵も然る者、魂胆バレバレ(核爆)。
あっさりと、断られたのであった。
 
  ●今回釣ったのは左図の場所。
首都高湾岸線、千鳥町出口のすぐ近くにある日曜大工センター『ユニディ』側の運河。
【この日のタックル】
  • ロッド:アオリイカ用の餌木竿
  • リール:お蔵入りしていたリョービ製のスピニングリール
  • 仕掛け:遊動キス天秤にオモリ20号
  • キス用の投げ仕掛け(モトス2号・ハリス1号・針8号の2本針)

釣りポイントの堤防から30~40m先にて投げ釣り。
誘いは入れず、完全な置き竿で当たりを待つ。これでも釣れる事は釣れたが・・・。

後ほど登場する第2の親父が重要なヒントをくれる事になるとは・・・よもやこの時は気づかなかったのである!

今晩のおかずはハゼの天ぷらだ!なんて思いを馳せながら、釣り場に向かうのである。

5:30に現場に到着して(とは言え、自宅から5分とはかからないのだが・・・)海水をくみ上げようとしたら堤防の下は干上がっていてくみ上げ不可能。(干潮は8:30なのだが)
ちょいと辺りを見回すと桟橋まで行けば海水がくみ上げられそう。
そそくさと水汲みバケツを持って海水をくみ上げようとしたら・・・
『怒鳴り声』
『こらっ!勝手な事するなよ!』
『すみません、海水をくみ上げたくて・・・』(更にトーンを上げて)
『駄目だよ、ふざけるなよ何勝手なことをしてるんだ!』(これには、行徳仮面もブチ切れ)
『お前の海かよ!!』 (一段とでかい声で)
『何をっ!駄目ったら、駄目だ!!』
相手にするのをやめて釣り座へ・・・(遠吠えが聞こえる)
『二度と来るなよ!!!』

昨年保田での『バーニー親父』と言い、最近海を自分の物だと感じている地元釣り師や漁業関係者が多いのは悲しい事だ。
こんなんじゃ、子供連れで楽しくファミリーフィッシングなんてできやしない。
海って凄い。生活の為の働く場ともなる。
傷ついた心の癒し場ともなる。
最近では『海水の淡水化』などで飲料水の提供も・・・
国土を全て海に囲まれた日本。海の恵みに無頓着になっていないか?
海の恵みに感謝しよう。(精神・物質あらゆる面で)
そこで、聞きたい。『海って誰のもの??』
最近よく見かける、我が物顔をした、地元の釣り師、漁業関係者。
決して海は、貴様らのものではない。
みんなで、海をもっともっと大切にしたいと思う今日この頃・・・なんつって~


・・・・・・以上、北ちゃんの海について考えるのコーナーでした・・・・・終わり。(◎-◎)

さて、釣りの方だが、釣り始めに4匹かかって以来、7:30を過ぎた頃からあたりが無くなってきたし、8:30だと言うのに、『何だ!この日差しは!!』
北ちゃん、暑さには滅法弱いので、さっさとお家に逃げ帰る始末・・・・・・★
釣果は、ハゼを4匹のみ。(これじゃ寂しい。夕方頑張ろうっと)
それにしても、気分の悪い親父に出会ったもんだ・・・楽しく、仲間の増える釣りがしたいものだね。
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時は過ぎ、夕方の部も終わり家に到着す・・・・・・・・・

『只今!!』『おかえり~!釣れた??』(寂しい独り言)
『目標、達成!!』

(一日20匹。目標達成しての、帰宅、“”気分爽快“”)

【行徳でのハゼ釣り、夕方の部からの帰宅だ。しかも、一日20匹の目標も達成。あっ、OTEFに報告しなきゃ・・・】

ピ・ポ・パ・ポ・ピッ・・・トゥルルル~、トゥルルル~・・・ガチャッ

「おかえり~、釣れたか?」
「もしもし、今帰ったわ。目標達成したぞ~~」
「ふ~ん。よかったなぁ~!」
「金の無いとき、遊べるぞ・・・・・」
「ふ~ん、よかった、よかった!!・・・」
「OTEFなら俺の1.5倍は釣ったと思うよ・・・」(何とか巻き込みたい一心。丸見え・・・・・)
「何で??
「結構、明確な当りあるから。でも俺、素針ばかり引いて・・・・」
「それと、この場所は堤防から10~15mの所が良いらしい事がわかったよ。通り懸かりのおじさんがここでは手前の方が喰うよって教えてくれたんだ。」

そこで、30~40m投げていたのを止めて10~15mのチョイ投げに変更したのさ。
すると・・・どうした事でしょう~(大改造ビフォアーアフター風に)すぐに穂先が揺れるではありませんか。さすが匠!(核爆)
この後、立て続けにハゼをゲットしたのでありました~~。めでたしめでたし~~(^^)//
この人が良さげなおじさんとは30分程話し込んで意気投合。『今度一緒に竿を出しましょう』なんて、愛想をまで振りまく行徳仮面であった・・・。

とか何とか報告して、今日の釣りは終了。

総括すると、結構楽しめた。朝方の“桟橋親父”の件を除けば良い一日だった。
ご近所のしかも自宅から5分で行ける手頃な釣りだとしても、やっぱ、釣りは楽しい。
【お~っと釣具の整備、整備!!】
(癖にしないと、またズボラの北ちゃんが蘇る(恐))


それはそうと・・・早く、地磯でふかせ釣りをしたいなぁ~~~。
OTEFいつ行く??何処へ行く???
※注※
この釣り場、午前中から昼間は日差しを遮るものが無く、暑くて、熱くて死にそうだったが、15:30を回るくらいからマンションの日陰になるのでかなり涼しく感じる。
心地よい風も吹くので楽に釣りに集中できる。
それと、近くに『南部公園』があり、そこにはトイレも水道もある。
(猛暑で、冷たいものを採りすぎた行徳仮面は腹が弱くなり、すぐに便意をもよおすのであった(笑)。油断すると、『こんにちは』してしまうからトイレが近いのは当に『渡りに手こぎボート』の有り難い条件だ!)
 
・・・・ところで釣り上げたハゼですが・・・・
素揚げにして食べました。とても美味しかったですよ。
【北ちゃんレシピ】
材料:ハゼ20匹・・・腹を割いて、内臓を取る。サイズの大きいヤツは骨も取るが、小さいのはそのまま。
軽く塩コショウをし、15分ほど寝かした後、片栗粉を付けてサラダ油で揚げる。しっかり目に揚げた方がカリカリと食感も良い。ビールのお供に最高でした。
【備考】ハゼ
正式にはマハゼ。ハゼ科の代表魚。北海道南部の函館辺りから九州にかけての内湾の砂泥底に好んで棲む。
産卵期は、冬の終わりから春にかけての間。砂底にY字形の穴を掘ってその中に産卵する。ふ化した幼魚は、河口域で生活し、盛夏の頃には全長5~7cmのいわゆるデキハゼに育つ。
そして、浅場で盛んにエサを漁るようになるので、釣り針にもよく掛かり、夏休み中の子供達にとって、格好の遊び相手として人気が高い。
雑食性で、海草や小魚類も食べるが、主食はイソメ、ゴカイのような多毛類や小エビなどの底生小動物で、特にゴカイが大好物。なので釣りエサにはゴカイや青イソメがよい。
晩秋、全長15~20cmにも育ってやや深場に落ちる大物(オチハゼ)を「のり」や「もたれ」で合わせて釣るのがハゼ釣りの醍醐味。【参照:釣り魚カラー図鑑】





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