![]() |
初秋の内房釣行記 |
第2弾・・・保田漁港(2009/09)
●内房・保田漁港の道の駅駐車場下車、徒歩約1分で辿り着けるテトラポイントでは、メジナやアイゴが入れ食いで釣れる! ※前週にOTEFと北ちゃんにて釣行した折に25cmクラスのアイゴやメジナを80匹以上釣った。右手の握力が無くなった。 を体験したOTEF及び北ちゃんの誘い言葉に載せられて、ひょっこりとやって来たゴン吉。 テトラに関しては一日の長のある彼の魂胆は丸見えである。 『おいらの技術を持ってすれば、親分達よりもより大きな・より沢山のメジナ/アイゴを釣り上げる事が出来るだろうし、 ついでにチヌでも釣って、目に物を見せてやろう。』 そして、 『勝利の美酒に酔いしれ、心地よい午後の日差しを受けるのである』それに引き替え、『どうしてもゴン吉様に勝てなかった親分達は、自分たちの力の無さを自覚し、我が輩の前にかしずくのである。ああ!釣りって素晴らしい』 な〜んて、事を考えながら釣り場に向かう3人。 木更津南ICで下車し、127号線を南に走る。途中、24時間営業の釣具屋で仕掛けや集魚材を購入し、海岸線に出て、金谷漁港まで走り朝4時から開いているというエサ屋にて、コマセとクワセを買う事に。 ※このエサ屋、青イソメは一級品である。 ところが、朝4時から開いているはずの店は、4時を過ぎているに関わらず、灯りさえ付いてない。電話しても出ない。 前の晩に、北ちゃんが電話予約で『コマセの解凍を依頼』しているので、休業って事はないだろうし、店が開くまで待つしかないわな〜と、大あくびをしながら30分ほど待った。 4時半を過ぎてやっと店が開いたので、そそくさとエサを購入して釣り場に急ぐ。 エサ屋に近い金谷漁港も魅力的に見えたのだが、自動車を停める場所が判らず、諦めた。 なので、今回も勝手知ったる保田漁港が目的地。 釣り場に着いて、撒き餌を作っている間に空は白々としてきたので、電気ウキの出番は無い。 というか、ここでは暗い時間に釣れた験しが無いので気にならないのであるが。 ゴンちゃんは磯竿を出して、フカセの準備。どうあっても電気ウキでやりたいらしい。が、我々2人は投げ竿を出して投げ釣りの準備。 釣り座の右の方に既に1人釣り人が入っていて、そのオヤジはスキップバニーをぶん投げていた。 ※このオヤジが大問題!(笑)投げのアタリを取る鈴をうるさいから外せなどと言う。自分のが先に釣り場に入っているから優先権は自分にあるという理屈らしいのだが。 ヘラブナ師の横でルアーをやるとか言うのとは次元が違うだろう。しかも、同じ釣り座とは言え離れてるし、我が輩かなりムカーときて、思わず延髄切りかますところだった(笑)。 |
|
台風の余波で、多少風があり、どんより曇り空。今日は大潮なので、下手をすると波を被ってしまうかもね。 でも、大丈夫!今日は着替えが2組あるからな!!!・・・と北ちゃんが呟く。そうなのである、北ちゃんは先週テトラから落下し、頭まで水中に入ってしまったのであった。 真上の特等席から一部始終を見ていたOTEF某は大笑い。人でなしとは彼の事を言う(笑)。 その件の北ちゃん、今日は新品のスパイクシューズ持参。準備は周到である! 投げの準備が完了した私は、遊動投げ仕掛けを約70m先に投入。オモリはスパイクの25号。針は2本。投げ込んで5分、全然当たり無し。 10分、ちょこっと竿先が振れる。どうせ、小さいエサ取りだろう。北ちゃんの竿にも当たりはない。 15分、エサの様子を見るために引き上げてみる。と、その時、リールが何か変!逆回転防止のクラッチが壊れている(笑)。 私の投げ釣りは15分で終わった・・・(激笑)。 ※後で分解して調べてみたら、部品の組み方が逆になっていた。これじゃ、クラッチ効かないわな〜。次回は多分大丈夫であろうと思う。 |
|
投げ釣りを諦めた私は、すぐさまフカセの準備。すでに、準備の出来ているゴンちゃんは、釣り座左手のテトラにてキャスト中。 一向に当たりのない投げ竿を放置して、北ちゃんもフカセの準備を始める。 いつものテトラに移動してから、コマセを撒いてみると、居るわ居るわ、茶色の小さいのが無数に寄ってくる。たぶん、こいつらウミタナゴだろうなと思っていると、ゴンちゃんがフィッシュオン。 良いサイズのウミタナゴ(笑)。コマセに黒いヤツ(メジナ)が寄ってくるまでは釣りにはならんだろうな〜。クワセの節約のためにも青イソメで暫く頑張ってみる。 なるほど、釣れるのはウミタナゴばかりなり(笑)。これじゃ、全然面白くありません〜。 そこで、人間様の朝飯などを胃袋に入れ、少し休憩する。時計が午前8時をすぎた辺りからコマセに黒いヤツが混ざるようになってきたので、気合いを入れて釣り再開。 エサ取りを手前に集めておいて、エサ投入、即、追いコマセを撒く、この場所だとエサ投入後15秒くらいが勝負。浮き下は2m前後。 ウキがグイィィ〜ンと沈んでくれれば、アイゴかメジナ。ポコッと沈むようならエサ取り君。 本日、最初の当たりはメジナ君であった。22cmの小型なので、引きは弱い。水面近くに持ってくると降参する。干物にするため、確保した。 2匹目のメジナを釣り上げ、一服していると、どうにも釣れないゴンちゃんが投げの準備を始める。 で、キャストして、フカセの仕掛けを作り替えている時、北ちゃんの投げ竿の竿尻が動いたらしい。 ゴンちゃん、透かさず合わせた。『何か、載ってま〜〜す。』で、リールを巻いてくると、何と、グッドサイズのメゴチ君。25cm位あった。 |
|
![]() |
良いな〜、実に羨ましい。 このサイズが10匹も釣れたら、良いお土産だね〜。 我が輩もどうしても釣りたくなったので、予備に持ってきていたリール(バス用)を振り出しの(これまたバス用)竿にセットして、チョイ投げしてみた。 が・・・魚信は全然無かった。 だいたい、この場所、投げるポイントが判らない。 根の状態も把握できない。 北ちゃんが投げたポイント近くにキャストしてみたが、ダメだった。 同じく、ゴンちゃんも釣れない投げを繰り返している。 北ちゃんの竿に2度目の当たりが出る。 今度もメゴチ、さっきよりは小さい。 次はシロギス、グッドサイズ。その次はマダイの子供。 そして、再び、メゴチ。 当たりが来るのは、全て北ちゃん。 『さすが、水の中を見てきた人は強いね〜!』と2人にからかわれる。(笑) 自ら『メゴチマイスター』と命名し、ご満悦! 投げを諦めた我が輩とゴンちゃんは再びフカセを始める。 この時間になると、アイゴが混ざる。 ウキがグキョ〜〜ンと沈んで、ビシッと合わせると、なんだか凄い引き。 この引きはアイゴに間違い無いのだが、先週よりも数段強い。 強引に竿を立てようとすると、リールのドラグが出て行くではないですか。 こりゃ、おもろい、おもろい(^-^) 根に1回入ってしまったのだが、テンションを緩めたら、飛び出してきた。 アイゴ君、再び、入ろうとして頑張っています。 竿のしなりを堪能した我が輩は、今度は上手く根を避けて竿を立てます。 どうせ、逃がしてくれるのだろうと抵抗を止めたアイゴ君が水面に。 ズボッと引き抜いた後、リリース。 先週とサイズ自体大して変わらなかったが、太さはより大きくなっていた。 秋から冬にかけては、もっと大きくなるので、釣れれば大物間違いなしだよ。と北ちゃんが言う。 さて、何も釣れてないゴンちゃんだが・・・・。 夕方近くなって、やっとメジナを釣り上げた。 ボウズを逃れた事で安堵したのだろう(笑)。続けざまにアイゴをフィッシュオン。 投げ仕掛けにもシロギスが掛かっており、その様は『惨敗したけれど、100の議席は確保した自民党』に似る(爆)。 夕マズメは釣れた験し無いので、そそくさと車に戻ってから、温泉に行って夕ご飯を食らう。 ゴンちゃんが注文した『イカのかき揚げ丼』(850円也)にはビックリ。 大食い選手権並みの量。かき揚げが3層になっていて、ドンブリからはみ出していた。 その喰いっぷりを横目で見ながら、ご機嫌に生ビールをゴクリとやっていたのは北ちゃんであった。 次も頑張ろう! |
![]() |
|
大潮なので、干潮時には普段よりも1m以上潮が下がる。棚取りが難しい。このテトラから釣ったアイゴ君を根から離すために、α-ズームを使ってみた。 凄く、楽になる。たった50cm竿が伸びるだけでこんなに違うとは!道具は腕をカバー出来るのであった!!! |
|
![]() |
|
釣れた魚は、全て干物にして持ち帰ったので、翌日の朝飯時に炭をおこして(ゴンちゃん担当)、焼き焼き。厨房担当の北ちゃんが、クリームシチューを作ってくれた。 それを、味噌汁替わりに、飯を食らう(OTEF担当)。この、シチュー、抜群に美味かった。飯、2杯はイケた。 シロギスにしろ、メゴチにしろ、味が淡泊なので、干物にするにしても『みりん干し』等のように、味をつけないと量は食えないと思った。 繰り返すが、シチューがあまりにも素晴らしかったので、干物はかなり見劣りした。 |
|
![]() |
|
保田漁港:潮通しのよい海域につくられた漁港で大量のイワシやアジが接岸し、港のすぐ側で頻繁にナブラが立ち、それを追ってシーバスなども寄ってくる。そのため当たれば大釣りができる可能性がある。また、海底は砂地と沈み根が入り混じるのでメバル、カサゴ、アオリイカ、コウイカなども狙える。大きな漁港で休日は釣り人で賑わうことも珍しくない。釣り場が広く、足場のよいエリアではファミリーでも楽しめる。また、場所によってはベテラン向きのフィールドにもなる。港内に手ごろな負担で魚貝を食べられる大型レストランもあるので昼食に利用するとよい。ほか、昼夜営業のスーパー銭湯もある。【情報提供:tsurigeki.com】 | |
Copyright(C) "Ribot Club" All reserved.