せっかく良い道具を使っていても、日頃のメンテナンスをおろそかにしていると道具の能力は下がってしまいます。
特にリールはその影響が顕著に表れます。
ドラッグの不良、ブレーキの不具合、スプールの重さ・・・など。
機械は手を掛けてやれば、愛着もわくし、いざという時に言うことを聞いてくれるものです。(笑)
そこで経験に基づいた超OTEF的メンテナンス法を伝授いたしましょう!(^^ゞ
第1弾・・・ベイトリール編(SHIMANO-Scorpion MetaniumXT)
第2弾・・・スピニングリール編(SHIMANO Stella3000)
●準備するもの・・・ @Kureのエレクトリッククリーナー Aシリコン系の潤滑剤 Bリール @のエレクトリッククリーナーは非常に優れものです。 PCやAV機器の端子など用なのですが、 あらゆる洗浄に使えます。 大体1000円位で買えます。 Aのシリコンスプレー・・・シリコンは水に強いので リールには最適。 しかも、私が使っているのはディスカウントショップで 1本300円程度で買えます。 Bリールは中性洗剤(ママレモン類)を希釈したものをスプレー後、流水で汚れを流して、乾燥させておきます。 その後、スプールを外してから作業スタート!! |
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先ず、作業がやりやすいようにスプールにテープを巻き、 ラインが出てこないようにしておきます。 因みに私は絆創膏を使ってます。(^^ゞ |
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スプールから出ているシャフト(軸)を受けるベアリング部に クリーナーをスプレーして汚れを落とします。 この時、ベアリング周辺に溜まっていた汚れが流れ出してきます。 何となく感動してしまいます。 結局、ベイトリールに限らずリールの生命線はベアリングなのです。 しっかり、汚れを落としてあげましょう! で、落とした後は潤滑剤を軽くスプレーしておけばOK! 指で弾くと驚くほど軽く回ってくれます。(◎-◎) |
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MetaniumXTの場合、SVSというシステム・・・ ブレーキを制御するためのもの・・・が付いていて、 この受けの部分にもベアリングがあります。 当然、ここも洗浄して、潤滑剤をスプレー!! 金色の輪の部分も同様に処理します。 とにかく抵抗になるような場所は全て洗浄します。 おそらく、全てのベイトリールにはスプール軸を受ける場所(ベアリング)が 2カ所以上はあるはずなので、そこを洗浄して、潤滑剤を付けておきましょう!! |
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スプールをフリーにしたときに解放される受け部分に ゴミが付着していると、それが抵抗になって、直ぐに回転が 止まってしまいます。 シャフト(軸)が軽やかに回転するように汚れを洗浄しましょう! 洗浄後、ハンドルを回してみればこの効果がわかります。 |
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上から見たところです。 こっち側の穴からスプールが入ります。 右の黒いのが解放レバーです。 |
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ブレーキ側の受け軸周辺に付着した汚れも洗浄しましょう! バックラッシュを防ぐ為にも適切なブレーキ調整をしなくてはいけませんが、 肝心のここが汚れていたのではいけません!! 洗浄後は潤滑剤を必ず塗布しておきましょう! |
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1通り洗浄と潤滑が終了したら、リールを組んでみましょう! そして、スプールの回転具合を確かめてみてください。 きっと感動するはずです! これならどんな場所にでもキャスティングできるはずです! 大物をゲットする事を祈ってます! (^^ゞ ※注意※ メンテ後は驚くほど軽く回るので、ブレーキは少し締めてから使うことをお勧めします。 私は1投目で大バックラッシュを起こしてしまい、2時間苦しみました。(悲) |
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