●ライトに水が入る
Deltaのライト類は非常に弱い。特に、反射板のメッキが10年も乗っていれば、剥げ落ちて、もはやヘッドライトの役割を果たす事はない。
ボヤ〜っと薄暗く優し〜く辺りを照らすだけなので、点灯しても運転者にとっては殆ど意味がない。対向車/歩行者などにこちらの存在をアピールする役割はまだあるが。
その他、ウインカーやリアのブレーキランプ等の反射板も同様なので、工夫が必要になる。
私の場合、ヘッドライト以外の補器ライト類に反射率の高いアルミのテープを貼って誤魔化している。(反射率の高いヤツはちょっと値は張るが、妥協できないところ)
20世紀中には、ヘッドライトのメッキを入れ直してくれる奇特な工場が結構あったけど、そう言う小さな工場達は殆ど無くなってしまった。
ヘッドライトそのものを買おうにも、高いし、もの自体がほぼ無いと言ってよく、補修部品として売られているヘッドライト単体(ステーとか無いヤツ)も欠品状態で何時買えるのかも解らない。
取りあえずは、フォグランプの方は未だ未だメッキは剥げていないので、夜間走る時は、そちらに頼っています。ヘッドランプは点けても意味無いので、スモールランプ点灯+フォグランプ。
ディーラー車の場合、何故かフォグランプがヘッドランプ連動になっているので、ちょこっと直してそうしました。(1代目の時は、並行輸入だったので、フォグはスモールランプ連動だった)
それに、前照灯は全部H1規格だった。
・・・・・でも、いずれはヘッドランプについては何らかの手を打たないとダメでしょうね。
で、ヘッドランプはメッキが剥げやすい以外に水が入りやすいという欠点・・・と言うか、水が入り易いからメッキが剥げるとも言える・・・がある。
ランプの本体とレンズ面を繋いでいるコーキングがとても弱い。うちのDeltaの場合は、目で見えるほどの隙間が空いていたので、補修する事に。
大工センターに行って、お風呂などに使うシリコンシーラーを購入。
先ずは本体が簡単に取り外せるフォグランプを処理した。
色的に白が良いだろうという事でやってしまったが、今見ても違和感はあまりない。
ヘッドライトは簡単には外れないので、(本来は外れるのだが、ネジが錆で固着してて非常に外れにくい)
ボディーに付いてる状態で、写真の黄色の円の部分を処理してみた。
ヘラとかを使うよりも、指でやった方が上手くできた。色は黒を使用。
たったこれだけの処理で、水が入るのは止まったようであった。
最初にランプ内部が水蒸気でくもった早い時期に、この処理をしていれば、メッキはもっと長持ちしたんだろうなと思う。
そして、ウインカーであるが、以前にワッシャーを使って水が入らないようにしていたのが、時間が立つとやはり、内部に水が入っている。
外側から処理をするのにも限界を感じたので、内部に穴を開けて、水が排出されるようにした。
ドリルで5mmの穴を3つばかし開けといた。
結果、中に水が入っても、すぐ抜けてくれるので、ウインカーが断線して点かなくなると言ったトラブルはなくなった。
 
※※※追記(2012年5月) 左下画像:運転席側の前照灯ブルーの線内側部分のメッキが剥げ落ちている。こうなるとほぼライトとしての役目を果たしません。ライト点けて顔を正面に持って行っても眩しくないという(笑)。
パッセンジャー側はまだヒドい状態ではない。救いは、ハイビームが未だに無傷な事。・・・だから車検には通った。
どこかに、『お手軽メッキセット』みたいなモノは売ってないのかしら・・・。


Delta ManiacのTopページへ
"DELTA MANIAC"since March,2008
Copyright(C) "OTEF WORLD 2000"All reserved.