●ウォッシャー液/ワイパー
Deltaのウォッシャー液タンクは後部トランク内にある。後ろから見て右側の蓋を外すと姿が出てくる。
液を補充するときはこぼしてしまわないように漏斗などを使うのが吉。
この位置から前後のウィンドウへ2個のモーターによって液が送られる。このモーターも時々壊れる。液補充時に水が掛かって錆びてしまうのが大きな原因。
ここからエンジンルームまで伸びているウォシャーのパイプが潰れたりする事もある。
私の場合、潰れたことはないが、タンク側のパイプが抜けていたことがある。幾ら補充しても直ぐ減ってしまうのでおかしいとは思っていた。
てか、直ぐ気付よ!と。(笑)いつも同じラインまで減るのだから解りそうなモンだが、車体の下に潜り込んだりして探してみたが漏れは見当たらなかった。
※左図の下のラインまで減ってしまうため、奥側の白色モーターで送り出されるはずの後部ウィンドへのウォッシャー液が使えない。
モーターはタンクにOリングをパッキンにして組み込まれているだけなので、漏れていれば直ぐに気が付く。
おかしいな〜と思いながら手を突っ込んで探っていると・・・・
遊んでるパイプを発見!(笑)
何と、パイプが抜けてたというオチ。
※これが抜けていたわけ。
繋ぎ直して、ハイおしまい。

これで直ったわけですが、Deltaのウォッシャーパイプは質が悪いので、経年変化でカチカチになるし、そうなったら割れやすい。
国産のパイプを引き直した方が良い。
車体の下を通っている部分は面倒だが、エンジンルーム内及び、トランクゲートを通っている部分に関してはDIYでやれます。
特に後ろはワイパーにウォッシャーが組み込まれているので、パイプの径とかが微妙。
トランクゲートの鉄の部分に穴を開けて、オートバックスとかで売られているウォッシャーの噴射口を付けちゃえば完璧なのですが。
ワイパーから噴射されるというギミックが素敵なのでそのまんまにしていました。
尚、特にリアワイパー取り付けが弱いため、摩耗して空回りしたりします。
その場合は、ワイパーの根元側面3ヶ所に2mmの穴を開け、タップでネジ溝を切り、モーター軸にも同様に穴を開けネジ溝を切り、イモネジで固定するのも有りです。
私はそうしていました。
後、壊れやすいのはフロント部の逆止弁。
これが壊れると、ブレーキを踏んだり、曲がったりするとウォッシャー液がオートで噴き出します(笑)。
国産車に使われているヤツに交換すれば問題なし。
私のように金魚鉢用のを使ってはいけません。殆ど役に立ちませんでした。
 
※Deltaの運転席側のワイパーにはエアロな整流板が付いています。(16Vまで)
実際、高速時には役に立ちますし、見た感じも格好いい。
ですが、この板、ワイパーアームにネジ付けされているわけではありません。
板自体はプラスチックで裏側から3つの突起があり、ワイパーアームに開けられた3つの穴の向こう側で熱で潰して止めてあるだけ。
一昔前のプラモの世界ですよ。
ちょっとした外力で外れる事もあるので、万が一走行中に外れてしまった場合、後ろの車に大迷惑です。
そこで、私は上で述べたように『ネジ付け』しています。
作業はとても簡単:
3mm径の穴を3つ開ける。
長さ15mmの皿ネジ3本/ナットにてしっかり止める。
一応、緩み留めの溶剤を塗っておく。
ネジの色が気になるようなら黒のスプレーを吹く。

古い車だが、ワイパーアームなどが新品に見えると、グッとナイスに見えます。
上の画像は2代目Deltaにて施工したモノ。ワイパーアーム部分の色が剥げ掛かっているので塗り直す必要あるな〜。

それと、Deltaのワイパーブレードって、U字フック型なのだが、逆に付いているので取り付けやモノによってはアームと干渉してブレード部分が浮いてしまうことがある。
ボッシュのブレードは長さが480mmとかだとアームに干渉する。450mmや430mmでも干渉するかも知れない。
グラインダーなどで削れば良いのだろうけどね〜。
助手席側は干渉しないが・・・。
なので、1代目Deltaで使っていたChampionのブレードを再利用しています。ゴム部分だけを交換して使用中。
 


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