●ターボパイプ破裂/抜け
ノーマルDeltaにはよく起こる現象。
Deltaが発売された当時、ノーマルの状態でブースト圧が1.2Barも掛かる日本車は無かったと覚えている。
しかし、国産車の多くは安全マージンを考慮して、ターボパイプに安物のゴムを使ったりはしていなかった。
当時、スカイラインRSターボに乗っていたのですが、ターボパイプはプラスティックの様な固いものでした。
なので、機械式VVCを付けて1.5Bar位の負荷をかけても、抜けたり破裂したりすることは皆無だった。
その替わり、限りなく上昇するブースト圧の代償としてピストンが溶けるという憂き目にあった(笑)。
そういう意味で、Deltaのゴム製のターボパイプには『安全マージン』があるとも言えなくもない。
さて、私が最初に手に入れたDeltaは純正のゴム製パイプが上下のターボパイプとして付けられており、納車日に高速でフルブーストを掛けただけで外れてしまった。
これはパイプを抑えている金属製のバンドの出来が非常に悪いため。挟み込む力が弱い。その辺の日曜大工センターなどで売られているバンドに交換した方がずっと宜しい。
で、後日交換して暫くは快調に走れていたが、通勤途中の首都高速で『スポ〜〜ン!』という爆音と共にタテに裂けてしまった。
ガムテープでグルグル巻きに縛って、取り敢えず対処。クレームにて代替えの純正品を新品でゲット。
でも、新品にしても作りが弱そうに見えた。バンドの締めシロが少なすぎる。その後3ヶ月ほど経ってから、金属製のターボパイプに交換。
それ以来、抜けたりというトラブルは無し。ターボのレスポンスも多少上がるのが体感できた。
※左画像のターボパイプは金属製に置換したモノ。
確かプレスト製で上下2本で5万くらいした憶えがある。
エンジンルーム内の熱がパイプに伝わらないように、自作のグラスウールアルミテープにて巻き巻きしている。
エアクリーナーはK&Nの純正交換タイプを常用。
時々、キノコタイプに換えたりして『音』を楽しんでいた。
 


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