●ちょっと小仕事!
●2代目デルタが家に来たときから、これはやっておきたいと思っていた事をやってみました。
@ノーマルの16Vフロントグリルをコレチみたいにする。
Aフロントバンパー、ナンバープレート取り付け部分のメッシュ処理。
それと、B降雨時にウインカー内部に水が入って配線がショートするので、その対策。
@・・・コレチ仕様にするには、コレチ用のグリルを買えばいいのだが、高いし・モノ自体が少ない。
グリルのプラスチックの連字格子を外して、メッシュに変えることでラヂエーターの当たる空気の量が増えるのかどうかも判らないので、完全な見てくれ重視の自己満足でしかない。
たかだか自己満足に大金を投入する気も度胸もないので、自作することにした。
それに、私は1代目デルタから外した予備のグリルを持っているので失敗したときは元に戻せばいい。
大船に乗ったつもりで(笑)、計画を練る。(大げさ)
まず、メッシュの材料だが、程良い大きさの正方メッシュを探さないといけない。
ハーンズあたりまで足を伸ばせば、あるかもしれないが、『ハーンズに安物はない』とインプットされている私の脳にはその選択肢はない。
そして、錆びない材質であることが重要。アルミもしくはステンレスが良いだろう。オートバックスに行ってみたら、フロントグリル用のアルミメッシュが売られており、正方メッシュではなく菱形。
アルミの地はペイントすれば良いとして、値段が高すぎ。デルタのサイズだと2枚必要で、1枚が5000円以上する。高すぎる!直ちに却下。
その足で道向こうにある日曜大工センターに行く。ここには正方メッシュがあったが、材質は亜鉛で、しかも非常に細い。
風が当たるとフラフラと揺れるし、形が変形する。もう少し強度が欲しい。で、続きのコーナにあった自転車部品をみてみる。
ありましたよ、丁度いいのが。自転車のかご。素材は鉄だが、ビニールコーティングされていて錆には強そうだし、色を塗る手間が省ける。
値段も1000円だったので、取り敢えず買ってみた。ただし、菱形っぽいメッシュ。
グリルには窓が2つあるから、同寸法のモノが2枚取れればいい。
グリル裏面にて、プラスティックのフレームで挟み込むかたちになるので、厚みがありすぎるとちょっと厄介。
先ず、グリルを分解する。
グリル自体は、金属部分の周辺にあるツメを織り込む/Lanciaバッジの裏面から出ている突起部分にOリングはめる事で組み立てられている。
案の定、バッジ裏の突起部分を折ってしまい(笑)、工夫を迫られる。まあ、組み立てるときにでも考えよう。
買ってきたかごを金切りバサミを使ってカットする。(良いハサミを買った方が吉、安物だと切れないし、非常に疲れる)
寸法は現物合わせ。これをグリルにはめ込んで、裏側からフレームで押さえ、金属部分とで挟み込む。
この、金属部分は、エッジ部分が非常に鋭いので、気をつけること。私はカミソリの如く指が切れてしまいました。(バンドエイドで補修)
問題は、バッジ部分だが・・・ここは平ネジとナットで対処することに。金属部分の面から多少飛び出してしまったが、これはバッジの裏面を多少削ることで問題ない。
バッジ自体は、両面テープで貼り付け。コレチ用のバッジはないので、元々の奴をエポキシボンドで貼り付けた。
結果;
やはり、正方メッシュの方が格好いい。しかし、遠目からでは判らないし(笑)、スッキリしたグリルは新鮮だ。
今思うに、亜鉛の正方メッシュでもいけたんじゃないかな。亜鉛の方が値段も安いし。色は耐熱のスプレーを一噴きでなんとでもなるし。
寸法を大きめにとって、太鼓の皮を張るように張力を掛けてやればいけるんじゃないかな〜。と次なる計画を練っています。
※追記)
非常に重要なことを書き忘れていました。解体して、そのままメッシュを挟み込むのは無理です。
(薄いメッシュなら可能かも知れませんが)
なので、プラスティックのフレーム部分連字格子の所をカットする必要があります。厚みの薄いところは金切りバサミ等のちょっとごついハサミで切ることができます。
が、厚みのある場所は、自在ノコかサンダーで削りながらカットする必要ありです。
(この作業が1番時間が掛かる)
A・・・2代目デルタは、購入したショップのポリシーでナンバープレートの位置が下にオフセットされている。
これは、少しでも多くの空気をラヂエーターに当てたいと言う想いに他ならない。
(その為、エアコンのコンデンサーに当たる空気量が減るという欠点もある。エアコンの効きに大きく影響すると思う。がどちらを優先するかという問いはデルタ乗りには愚問である)
よって、本来プレートがあるべき位置はがらんどうになっていて、以前のオーナーが自作でメッシュを取り付けていた。
が、経年劣化による錆や変形が出ており、見た目が悪い。と、言う事で自作した。
材料は@でも書いたように、亜鉛の正方メッシュを使う。非常に細く柔らかいので切るのは簡単。が、切り端の部分を折り曲げるなど工夫しておかないとばらけてしまう。
窓部分より1割程度大きめに寸取りし、シロの部分に両面テープを貼り付けてバンパーの裏目から張る。基本の固定はノーマルメッシュを固定しているネジで共留め。
ここで、私の馬鹿さ加減が爆発。色塗るの忘れてるじゃん(笑)。本来ならば、寸取りする前の状態でスプレーしておくべき。
(取り付いた状態で、タッチペンでシコシコと塗ったのが上の画像)
耐熱塗装をする程でもない場所なので、色は選び放題だと思う。
大工センターで見つけた『乾けばゴムになる』塗料などは非常に有効ではないでしょうか。【PLASTI DIPと言うアメリカ製の塗料】
B・・・雨が降った時、洗車した時、ウインカーが作動しないことがある。玉切れかと思い、レンズを外してみると、ザァ〜〜〜と大量の水が流れ出てくる。
水が入る原因は、ゴムパッキンの経年劣化なんだろうと思い、お風呂のドアなどで使える、防水の隙間テープを使ってみたが、やっぱり水が入る。
そうなると、原因は1つ!レンズを固定しているネジ穴から入り込む。
シリコンシール剤を塗ってみたりしてみたが、洗車機などで横から殴りつけられる水に対しては効果は殆ど無かった。
また、ネジ穴部分のプラスティックが割れかかっていて、レンズの固定さえあやふやな状態になっている。
なので、見てくれは度外視して、上記画像の様にワッシャーを利用して防水してみました。水は全く入りません(笑)。==>これはぬか喜び(追記参照の事)
あり合わせのヘキサゴンネジを使ったので、頭の部分が飛び出しています。平ネジ/皿ネジを使えばもう少しスッキリした見映えになると思う。
※※※追記
今は、ゴムワッシャーを挟み込んだ鍋ネジ方式(!?)にしています。
レンズ部分が20年選手なので、歪んでいていくらパッキンを新品にしたとしても水は入ります。
 Bで書いたように加工しても、洗車などすれば思いっ切り水は入りますので、他の記事にも書いているように、水が抜けるように穴を開けておくのが一番良いですね。
これは、番外編ですが、エアコンブロアーに繋がるパイプに新たにパテを盛りつけてみました。
ここから、冷気が漏れることは無いのだろうけど気持ちの問題。
以前、1代目の時は、『エアコンが全然効かないのに』ここのパイプが凍り付いていることがあった。
そうなったときは、エアコン噴射口からさえ全く風が出てこなかった。が、ブロアーが回っている音だけはしていた。
原因は未だに判らず・・・。
 


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