●ガソリンの漏れ・・・その2
先日、例の『アクセルを踏み込んだときに息付きがある』現象を直して貰ってから、なんだか車内がガソリン臭い。
多少の匂いなら気にはならないが、酔いそうなくらい臭う。
@その日一発目のエンジン始動のアイドリング時には臭わない。が、ひとっ走りすると臭う。
A寒い日には余り臭わない。
B天気の良い日/アクセルを踏み込んだ日には非常に臭う。
Cエンジンルーム内ではガソリンの臭いはしない。
Dかといって、走りには全然問題はない。

これらの現象から:
@ブース計やブーストコントローラーへの配管(フューエルレギュレーターへの戻りチューブから分岐している)から漏れているわけでは無さそう。
一応確認するために、エンジンを掛けたまま、洗剤の液を、それぞれの分岐部分等に掛けてみたが、漏れは確認できなかった。
Aガソリンポンプからの送り側/戻り側から漏れていれば、吹き出すように漏れるらしいので、ポタポタと車体から漏れる==>これだけ漏れるとさすがに走りに影響が出るので判る。
じゃあ、何処なんだろう?と、言う事で、ガス臭くなった時、後部座席の下のポンプ部分のネジを開けてみた。
後部座席の下には、@のドーム状の蓋が有ります。
4本の木ねじで留まっています。
体重を懸けたときに、重みでパイプのジョイント部分が折れないように、ナットでかさ上げしてありました。

蓋を開けてみたら、ガソリンが深さ2mm位溜まっていた。
耳を澄ますと『シューシュー』という音がしている。
勿論エンジンは止めているのでポンプの音ではない。

どうやら、この部分のどこからか漏れているらしい。
手元にあった洗剤をジョイントのL字部分や上部に掛けてみたが、漏れてる様子はなかった。

でも漏れてるんだよね。

早速、主治医に連絡してみると、
『おそらくパッキンがダメになってるんだろう』と言う話であった。
ジョイントL字部分のOリングパッキンかな?
『そうかもしれないですね。』

ジョイントのL字部分に見えないくらいの亀裂があって、アクセルを踏み込んだときだけ漏れてるとしたら、その部分を交換ですよね。
『それは、大変なんで避けたいところですね。
どちらにせよ、部品の方を取り寄せておくので後日来てください』

と、相成りました。チャンチャン。
メカニックの人に見て貰ったところ:
@ジョイント部分からは漏れていない。
AジョイントのOリングも大丈夫そうだ。
Bポンプの蓋の下から漏れてるっぽい。


そうなんです!
上写真の@の蓋の下にはポンプが入って居るのだが、そのポンプをタンクに固定しているのがAのプラステックの大きなネジ状の輪っか。
この輪っかの隅から漏れていたので、洗剤掛けても見えなかったわけね。
で、それを外したのが左の写真。
それにしても、ポンプの電気配線が非常に幼稚(笑)
なんかの具合で火花飛んだら一貫の終わりじゃん。
金色に光っているところが、フューエルの戻り側のL字ジョイント部分がはまっているところ。
その直ぐ上に送り側のが有る。

で、問題の箇所はと言うと、この黒いポンプ部分一式と、その下のタンク部分との間のパッキン。
丁度、黄色で線を引いた部分に入っている。
これが、取り出したパッキン。
大きなOリング。
こんな貧相なパッキンと、プラスティックのネジだけで止まっているとは・・・。
結果としては、燃料ポンプ内の気圧の上昇による漏れだったようです。
タンク内の温度が低い、その日一発目の始動時には漏れないってのはその為だったのか・・・。
だから天気の良い日(暑い日)は漏れが顕著だったわけね・・・。
と、非常に納得!した。

パッキン交換後、ひとっ走りして、確認して貰ったが、漏れは無かった。

取り敢えずは、暫くこれで様子を見よう。

にしても、もう少し何とかならんのかな〜。
もう少し、大きめのパッキンを使ったネジ部分の改良品とか出て欲しい。
が、出しても元取れないだろうから無理だな。

後は、タンク丸ごと、社外品に換えてしまうとかかな

こういうのを見てしまうと、車内ではタバコが怖くて吸えないのであった。
 


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